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タピオンは登場時にオカリナは吹かないはずだった!?

今回はマニアックな小ネタでいきたいと思います。
ファンの皆様御存知の通り、ドラゴンボールZ劇場版最終作「龍拳悟空がやらねば誰がやる」に登場する勇者タピオンは、オカリナを吹くことにより幻魔人ヒルデガーンを自身の中に封印しています。そして、ドラゴンボールの力によってタピオンは更に自身を封印していたオルゴールから復活します。この時ご欄の通りタピオンはオカリナを吹きながら登場するわけですが、実はBGMのMナンバーから推測するに、はじめの絵コンテの段階ではこの登場時にオカリナを吹く演出はどうやら無かったようなのです。



Mナンバーとは劇中のBGMに付されるそれぞれの番号で、劇場版作品においては主に流される順番によって付けられています。また、Mナンバーは一番最初の絵コンテの段階で決められます。故に最終的な完成品で結果的に使わなかった部分は欠番や未使用曲となり、番号が余ることがあります。ではまずこの作品の問題の部分のMナンバーを見ていきましょう。



赤字がMナンバーの判明しているサントラ収録曲

M2101 倒れるミノシア
M21xx ドラゴンボールの使用を依頼するホイ
M21xx ドラゴンボール探し
M21xx 神龍登場
M21xx オルゴールの音色
M21xx タピオンのオカリナのテーマ
M2106 怒るタピオン
M21xx 警戒するタピオン
M21xx 街に現れたヒルデガーンの下半身
M2109 悟飯vsヒルデガーン
M21xx タピオンのオカリナのテーマ (再使用)
M21xx 哀しい眼差しを見せるタピオン
M21xx ヒルデガーンの上半身襲来
M21xx タピオンのオカリナのテーマ (再使用)
M21xx タピオンのオカリナのテーマ (再使用)
M21xx オカリナを奪おうとするホイ
M21xx トランクスに弟のことを話すタピオン
M21xx ブルマとタピオン
M21xx タピオンのオカリナのテーマ (再使用)
M21xx タピオンの寝室完成/ヒルデガーンに吸収される人々
M2117 ヒルデガーンの悪夢を見るタピオン


見ての通りほとんどの曲が未収録なため、この部分のMナンバーの正式なものはわかりません。しかし、何度も流されるオカリナのテーマを取り除けばある程度未収録分のMナンバーが見えてきます。試しに再使用されているオカリナのテーマを取り除き、Mナンバーを付けてみましょう。


M2101 倒れるミノシア
M2102 ドラゴンボールの使用を依頼するホイ
M2103 ドラゴンボール探し
M2104 神龍登場
M2105 オルゴールの音色
M21?? タピオンのオカリナのテーマ
M2106 怒るタピオン
M2107 警戒するタピオン
M2108 街に現れたヒルデガーンの下半身
M2109 悟飯vsヒルデガーン
M2110 哀しい眼差しを見せるタピオン
M2111 ヒルデガーンの上半身襲来
M2112 オカリナを奪おうとするホイ
M2113 トランクスに弟のことを話すタピオン
M2114 ブルマとタピオン
M21?? タピオンの寝室完成/ヒルデガーンに吸収される人々
M2117 ヒルデガーンの悪夢を見るタピオン

さて、こう単純に考えてもM2101~M2106の間で一曲多く、逆にM2109~M2117の間が一曲足りなくなってしまい、数が合いません。しかし実際にオカリナのテーマは登場シーンで流れているし、最初に流れた順でMナンバーは付けられるはずです。M2109~M2117の間にボツ曲がひとつあって、オカリナのテーマは効果音扱いなのでしょうか? そんなことはなく、実はある仮説に立って並び替えればMナンバーはきっちり合うのです。

Mナンバーは確かに曲が初めて流される順で付けられますが、それはあくまで番号を付した段階の絵コンテの順です。つまり、タピオンのオカリナのテーマは本来登場シーンよりもっと後に初めて流される予定だったのだと考えられます。そしてその初めて流す予定だったシーンは実際の劇中で二回目に流れるところ、最初にヒルデガーンが現れるシーンだった可能性が高いです。よくも考えてみれば、ヒルデガーンを封印するためのメロディーをわざわざ登場時に意味もなく奏でているのは不自然ですよね。本来は普通に何もせずに登場する場面だったところを、見栄えの問題から後にオカリナを吹きながらの登場に変更したのだと考えられます。

さて、この仮説を前提にMナンバーを付け直してみます。



M2101 倒れるミノシア
M2102 ドラゴンボールの使用を依頼するホイ
M2103 ドラゴンボール探し
M2104 神龍登場
M2105 オルゴールの音色
M2106 怒るタピオン
M2107 警戒するタピオン
M2108 街に現れたヒルデガーンの下半身
M2109 悟飯vsヒルデガーン
M2110 タピオンのオカリナのテーマ
M2111 哀しい眼差しを見せるタピオン
M2112 ヒルデガーンの上半身襲来
M2113 オカリナを奪おうとするホイ
M2114 トランクスに弟のことを話すタピオン
M2115 ブルマとタピオン
M2116 タピオンの寝室完成/ヒルデガーンに吸収される人々
M2117 ヒルデガーンの悪夢を見るタピオン


ピッタリ合いました。

これはあくまで仮説にすぎませんが、私としてはこういった経緯で演出が変わったことはほぼ確信しています。こんなことをわざわざ推測して何になるんだと言われてしまえばそれまでですが、どういった経緯でDBの作品が形成されていったのか、というのはディープなファンとしては非常に興味深いものだと思います。他にも劇場版Z三作目、地球まるごと超決戦でもこれに似たようなBGMによる没シーンの推測ができます。そちらも後々このブログで触れたいと思います。




今回取り上げた劇場版最終作のBGMの一部はこちらのCDで聴くことができます。他にもお馴染みのBGMが盛りだくさんなので、ドラゴンボールZのBGMが好きな方は是非どうぞ↓
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※追記: 今回推測した経緯以外にもこのMナンバーの不一致を説明する方法はあります。アレンジ違いのBGMは時に番号の後にAやBといった記号が加えられることがあり、オルゴールとオカリナのそれぞれの曲がそういう扱いであった場合、オルゴールがM2105A、オカリナがM2105Bといった具合になり、更にM2109~M2117の間に一つ没ボツ曲が存在すれば数字の上では合います。しかしAやBといった記号が振られるのは、同じような場面で使うことを想定し何通りか作られたものであるのが普通です。このオルゴールとオカリナの場合、使う予定だった場面がそれぞれ全く違うことはハッキリしていますし、AやBといった分け方ではなく番号自体が別だと私は考えています。よって、今回の仮説を紹介するに至りました。
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テーマ : アニメ
ジャンル : アニメ・コミック

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